Since its establishment in 1957, IMV has been deeply involved in research and development in the field of dynamics, especially vibration engineering.

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2020.01.28

包装タイムス(1/27号)に小型輸送試験装置の記事が掲載されました。

パッケージング総合誌の包装タイムス1月27日号にm130LSの記事が掲載されました。

An article on m130LS was published in the January 27 issue of Packaging Times.(Japanese only)

以下、記事本文です。

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振動試験装置で世界シェアトップのIMV(大阪市西淀川区、℡06・6478・2565)は昨年9月に新型輸送試験用小型振動試験装置「m130LS」を上市した。小型で安価ながら、あらゆる輸送試験規格に対応でき、包装開発にも貢献すると見られる。

同製品は寸法410×592×460㍉㍍と小さく、場所をとらない。小型試験装置mシリーズの中では初めて最大変位51mmp-pに対応したのが最大の特徴だ。最大100㌔㌘、120サイズ級の梱包物をISO、JIS、ASTM、Amazon輸送試験規格等さまざまな条件下で振動試験を行える。

単相AC100Vで使用可能なため、設置場所を選ばず、すぐに使用できる。簡単操作で、試験時間の短縮にもつながる。

輸送試験の重要度は認識されていても、特に食品、化粧品業界はトラックなど実車での試験が主流。産業界で自社設備として試験装置を持つ動きはそれほど活発でなかった。従来製品の多くが1000万円以上の販売価格で、継続的に使用しない環境だと試験場への持ち込みで済ませる企業も多い。また大型装置は設置工事や電気工事が必要な点がネックとなっていた。

自動車業界での実績を多数持つ同社だが、従来は実車試験および、定量的なデータでない各々のノウハウで評価試験をしていた食品業界や化粧品業界からも引き合いが増えてきているという。

外装箱の擦れや凹みが生じた製品は廃棄やアウトレット品となり、メーカーに損失を与えることがある。また、大手ECサイトなどでは梱包の基準を設ける企業も出てきている。

これらを背景に近年、評価方法の見直しを検討する企業が食品業界などでも増え、動電式の振動試験装置を用いた規格試験の実施を導入する流れがある。

化粧品メーカーからは「ファンデーションの割れに困っている」と問い合わせもあった。輸送試験で未然に、包装だけでなく製品自体の強度を上げるなどの開発で、 破損を防げば、トータルコストの抑制にもなるとして、「クレームが来る前の対策」を開発の萬井公一氏は訴えている。

企業の開発現場はもちろん、工業試験場などでも有効活用できると見込まれる。導入サポートとして、レンタル・リースにも対応している。今後も、同社では5GやIoT技術など、新技術の発展に沿って変化するユーザーの要望に対応した製品開発を進めていく。

 

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