東京電機大学 TDU Space Projectに振動試験に関する技術提供を行いました
IMV株式会社は、東京電機大学 TDU Space Projectが研究する350ml缶サイズの超小型人工衛星CanSatのサブオービタル(大気圏内)打ち上げ実証実験に、振動試験に関する分野で技術提供を行いました。
▼IMVの技術提供
1.振動試験設備の無償提供
2.必要な治具の貸し出し
3.試験操作/試験条件などのコンサルティング
▼東京電機大学 TDU Space Projectからのコメント(一部抜粋)
2021年12月に静岡で行われたあさぎりCanSat投下試験(以下ACTS)において、ゴールまで2.35mという好成績を収めることができました。
振動に強い構造設計方法など、航空宇宙分野における振動試験のプロフェッショナルからたくさんの技術的アドバイスを頂きました。
また、振動試験機の開発・製造の現場を見学させていただき非常に勉強になりました。
ひとえにIMVの方々の温かいご支援のおかげと感謝しております。
・実証実験についての詳細はTDU Space ProjectのHPをご覧ください。
http://www.n.dendai.ac.jp/space/index.html
・研究内容についての詳細は小平研究室のHPをご覧ください。
http://kodairalab.rt.dendai.ac.jp/
▼あさぎりCanSat投下試験(ACTS)とは
「あさぎりCanSat投下試験(ACTS)」とは、大学宇宙工学コンソーシアムが主催するCanSat打ち上げ実証実験のことであり、日本全国の大学生が設計・製作したCanSatを気球に搭載して上空約50mから放出し、地上の目標地点(ゴール)までどれだけ近づくことができるかを競い合います。
なお、「CanSat(カンサット)」とは、350グラム缶サイズまたは1050グラム缶サイズの超小型模擬人工衛星のことを指します。